カボチャ・ウィークに行ってきました

ヘルシンキから車で約1時間、サロという町のハリッコ地区で開催されていたカボチャ・ウィークに行ってきました。
メイン会場となったカボチャ公園はカボチャ畑の隣にあります。カボチャのジャック・オー・ランタンが広場のあちこちに展示されていました。素朴で楽しい雰囲気の田舎のイベント。時折霧雨も降っていたカボチャ・ウィーク最後の日曜日。晴れていたらだいぶ雰囲気が違ってくるのでしょうが、これはこれでなんだか楽しかったです。

すごい数のカボチャが使われていて、私が主催者だったらこのイベントに使われたカボチャの数を当てるクイズを出すのにって思ったりもしました。大量のカボチャ一つ一つをくりぬいてジャック・オー・ランタンを作るのはすごい努力ですよね。

道路脇や歩道、橋などにもジャック・オー・ランタンが並べられていて、中に本物のキャンドルが灯っているものも、LEDのキャンドルライトが入ったものもありました。またこの日は打ち上げ花火もありました。夜までいなかったので見られませんでしたが。

それほど数は多くないのですが、このイベントにはレストランやカフェも参加していて、私の大好きなチョコレートショップ&カフェ、Petrisチョコレートも。Design HillというショッピングモールにPetrisが入っていて、ここでハロウィンらしいラテアートのカフェラテとデコレーションをしたケーキをいただきました。ケーキはいつも通り甘さ控えめでとてもおいしくて、Petrisはやっぱり素敵なお店です。

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この日は、とてもよく整備されたゴルフ場のある敷地に立つWiurila マナーという格式ある場所のレストランにも行ってみました。こちらもハロウィンの装飾がされていて、メニューにあったKurpizza(クルピッツァ)が気になって食べてみることにしました。カボチャはフィンランド語でkurpitsa(クルピッツァ)。それとピザ(ピッツァ)をかけたメニュー。友達がオーダーしてマルゲリータとあまり変わらない見かけでしたが、小さく切ったカボチャがのっていました。チーズもそれに合うようにマルゲリータとは少し違ったもので。このお店のピザ、生地にライ麦が混ざっていてカリッとしていてとてもおいしかったです。以前聞いたこともない場所で素敵なお店を見つけるとうれしくなります。このマナーハウスには宿泊施設や博物館もあるので今度ゆっくり泊まりで出かけたいなと思いました。

素朴で楽しいカボチャ・ウィークと意外と素敵な場所のあるハリッコ。知る人ぞ知るという場所を知ることができてなんだかうれしい気分になった日曜日でした。